少林寺拳法修行奮闘記 from ハーバフレンズ

2004年6月創刊「あんでぃ邸よりハーバフレンズへ」連載中の「少林寺拳法修行奮闘記」のブログです。 30歳過ぎで始めた少林寺拳法への挑戦ロードです。

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「拳士、入場!」

1列に並んで入場していましたが、何と手と足が一緒に出ている自分がいました。ドキドキ

何とか交互に出そうと思いましたが、最後までヘンテコな歩き方でコートの前まで来てしまいました。僕の出番は3番目。 

最初の人の演武、体のしなやかさが目立ちました。たこ

2番手の人は、とても力強い技を披露していました。ムキッ

そして、ついに僕の番。

「東京飛鳥、あんでぃ拳士!」と呼ばれ、

「ハイ!」と返事をし、コートの中央へ。

コートの四隅には審判が、そして自分のまん前には主審席があります。

み、皆、自分を見てます!(当たり前ですけど)ガーン

もう逃げられません。

「ウリャーッ!」
という気合とともに、天地拳第2、第3、龍王拳、儀和拳第1とこなしていき、僕の演武が終わりました。

全ての種目が終わり、拳士全員が整列、大会結果の発表を待ちます。

次々と入賞者が発表され、ついに僕の出場した一般単独演武の発表です。

1位は最初の人、2位は次の人、そして第3位の発表・・・

の時に事件が起こりました。絵文字名を入力してください
何とマイクの故障で入賞者発表が聞き取れなくなってしまったのです!びっくり

前の列の拳士がバラバラと解散していくので僕も帰りの準備をするためにロッカーに行きました。
着替えていると

「あんでぃさん、大会委員会からこれ、預かってきましたよ。」
とS氏初段の声が・・・。

渡されたものを見てもうビックリ!えぇ

「第3位 東京飛鳥道院 あんでぃ」と書かれた賞状でした。

「あんでぃさん、やりましたね!」 きゃー
と皆からの祝福の言葉。

そして着替えていた大田区の拳士の方々も拍手を贈ってくれました。絵文字名を入力してください

最初の入賞はパンツ一丁の表彰式でした。 おつかれ



いつものです→


この日はとてもよい天気でした。おひさま
しかし、僕の気持ちはとても春のうららかさを味わう気分ではありません。汗

「も、もう逃げられない 」(^^; 

北区大会の時の緊張感、いえ、それ以上のバクバク状態でした。
だって、僕が出場することによって

「何ダー!北区には随分ヘタッピな奴がいるんだなー。」がーん
なんて大田区の拳士の方々に言われたらイヤですよねえ。

しかし、無情にも大会会場に到着してしまいました。
ボーっしてたら、

「出場選手ですか?この上がロッカールームです。」
と係りの方に言われましたが、僕が最初に探したのはトイレでした。・・・  

着替えて会場に入ると、既に出場拳士は整列していて、僕は最後尾に並びました。 
すると、来賓のエライ方々の挨拶があり、その中の1人にその昔、青春ドラマで有名だった
「森○健作」氏がおられました。

もういっちょいつものです→



「僕も皆さんと同じ、武道をたしなむ者です。今日は皆さんの日頃の成果を存分に拝見させて戴きます。」ジャイアン
とか言っておりました。
(しかし、実際は大会開始後10分くらいで出て行かれました。)絵文字名を入力してください

各種目に分かれて競技がはじまり、僕の出番はあとの方だったので最初は大田区の方々の技を研究です。

感想は荒っぽい、でもうまい! 
よく練習していることが伺えました。

そんな中、蹴りをまともに受けた女性拳士が脇腹を抑えてダウン!絵文字名を入力してください

技が早く、鋭いのでまともに受けたときの衝撃は相当でしょう。 
目を丸くしてその光景にとらわれていると、

「一般単独演武出場者は、集合下さい。」ガール
というアナウンスが・・・。

10人ほどの拳士がこの種目出場です。

さー、果たしてどこまでやれるんでしょうか。
敵地で見事、花を咲かせることができるのでしょうか!


2005年5月号より

いつもTHANKS!です⇒



大田区大会の出場拳士が発表されてから、大会まで約2ヶ月。
毎週、今までにないような練習が続きました。i-mode絵文字風・汗

季節が暖かくなってきたせいもあって、道衣は汗でビッショリです。
この日もM先生に呼ばれて、付きっ切りの特訓です。絵文字名を入力してください 

息は荒れまくり、拳を突き出すのもしんどい状態になっても、
「あんでぃさん、しっかり!さあ、もう1度。」ほっほい!!
口調は優しいものの、要求されることは全然ラクではありません。

そんな中、あることに気づきました。
それは、蹴りは突きよりも体力の消耗が激しいということです。
実際にストリートファイトになったときに、最初に蹴りを多用するとすぐにバテてしまう・・・
蹴りが得意な人でも突きを主体に攻撃をメイクしていく必要があるということです。 

頭で考えれば当たり前のこと。
しかし、頭で考えるのと実際に体験するのとでは全然違います。 
これはきっと、武道だけのことではないですよね。

息を切らしながら、そんなことを考えてました。 
そこに気が付いた自分をちょっとだけ褒めてあげたい気持ちになりましたが、

「はい、あんでぃさん、もう1度やってみましょう。」力こぶ
という、M先生の情け容赦ないゲキが飛びます。 

でも、大田区大会を目前にしたこの特訓のおかげで、今でも難しい構えを取るときに非常に役立っております。

人に何かを教えるときには、その時点で判断するのではなく、将来を見据えた指導ができることが本当の指導者ですね。 さて、来月はいよいよ大会です!



2005年5月号より

「これから、出場拳士を発表します。」スマイル

春の訪れを感じながら、まだまだ寒さの続く季節の中で、M先生より発表がありました。
僕の所属する東京飛鳥道院のM先生は、大田区の羽田支部をも受け持っており、
その関係で飛鳥道院は大田区の大会に招待されます。

そのような大会があることは僕も知っていました。 
が、大田区のレベルは僕の住んでいる北区より高いと聞いておりました。 
当然有段者の実力の在る諸先輩方を中心とした編成になります。

「一般組演武、Sさん、KBさん。」
さすがに実力派の初段二人がコールされました。

「中学生組演武の部、S君、K君。」
この二人も北区大会で中学の部で優勝しており、特にS君は全国大会の出場経験もあります。 

まさに磐石の体制と言っていいでしょう・・・と思っていました。 
次のコールがあるまでは・・・

「一般単独演武、あんでぃさん!」絵文字名を入力してください
実はこのあとのことは、よく覚えてません。 
頭の中が真っ白だったんで・・・。 

気が付くと、皆それぞれの練習に散っており、自分の前にはM先生が仁王立ちでした。
そしてニッコリ笑って

「あんでぃさん、2度目の大会ですね。頑張りましょー!」にっこり
と語られましたが、その笑顔は正直、悪魔に見えたのでありました。
(M先生、あなたは偉大で尊敬すべき先生です。
しかし、そのマニアックな性格は、何とかならないものでしょうか・・・) 
cry cry cry
この日は、先生自らで付きっ切りで指導にあたって下さいました。 
しかし、きっとこの日の僕は、先生からはメタメタに見えたに違いありません。ほね


少林寺拳法の大きな特徴の一つとして、
体が小さく力が無い者でも身につけることができる侍
というところです。 

それも空手のように拳を石のように硬くすることもありません。

それで何故相手を制することができるのか。 

それは人間の急所を攻めることによって、わずかな力でダメージを与えることができるからです。絵文字名を入力してください

しかし・・・空手に比べれば拳を固くしないという話であって、やはり普通の人よりは固くします。 
その練習方法の一つが「拳立て伏せ」汗2

腕立て伏せは、パーでやりますが、拳立て伏せはグーでやります。
最初は泣きたくなるくらい拳が痛いです。

「あんでぃさん、拳立て伏せをするときは、体を床ぎりぎりまで落としましょう。 こういうふうにやるんです。」♪
とM先生はスイスイやります。

拳立て伏せや柔軟体操といった類は、準備運動の部類に入ります。 
しかし、このときの僕には
「準備体操のための練習」
が必要でした。 

「拳立て伏せ強化月間」
と自分に勝手に名前をつけて自宅で毎日拳立て伏せが20回できるように、1ヶ月ほど続けました。 
1週間ほどで拳の痛みはなくなり、1ヶ月もすると20回できるなんて当たり前のようになっていた自分がいたのには驚きました。 

人間の体って不思議なものです。
強化月間のおかげで、拳立て伏せだけは「黒帯並み」と言われるようになりました。アイコン名を入力してください 

いつか黒帯を頂ける日がくるのだろうか・・・。
その時って、どんな気持ちになるんでしょうね。

ワクワク!うれしいいな